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議会報告

2005年6月議会

マンション紛争 「事前説明」の指導改善、市が表明

しんぶん赤旗2005年6月25日 倉元達朗議員の一般質問

福岡市議会はこのほど、日本共産党の倉元達朗議員がマンションの建築紛争問題をとりあげ、住民の住環境を守るよう、「事前説明」の指導改善を迫りました。

倉元議員は、周辺住民への事前説明について、業者が「市が説明会でなく、文書を持って回れば「よい。3度行って留守なら、ポストに投げ込んでおけばよいといわれた」と言っている例をあげ、市が「建設紛争の予防と調整に関する条例」を骨抜きにしようとしているのではないかとのべ、ただちに改め、事前報告書も改善するよう求めました。

これに対し市は、事前説明が適切に行われたかどうか詳細に確認するよう改善すると答えました。

倉元議員は、城南区松山の戸建て住宅地に建設が計画されているワンルーム形式集合住宅について、10戸以上に適用される市条例の規制を回避し、駐車場設置義務を免れるため、建設予定地を2つに分割して不動産登記し、工事完了後は一括して販売しようとしているとのべ、明らかに脱法行為であり、許されず、市は法令を守るよう強く指導・勧告すべきと求めました。

市は、分割登録されても結果として同一の所有者となれば条例不適合となるので何らかの対策を検討する、現段階でも事業者を強く指導していくと答えました。


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