トップ > 議会報告 > 2005年12月議会 > 元助役の「育み料」数千万円 官業癒着を断て

議会報告

2005年12月議会

元助役の「育み料」数千万円 官業癒着を断て

しんぶん赤旗2005年12月20日 中山いくみ議員の一般質問

福岡市議会で12日、日本共産党の中山いくみ議員が、市政の汚職腐敗問題で山崎広太郎市長の責任を追及しました。

中山議員は、人工島・ケヤキ庭石事件の公判で、志岐眞一被告が「博多港開発」社長就任前の市幹部時代から、支援者から「育(はぐく)み料」なる現金を多いときには100万円単位で受け取り、1000万円の臨時収入もあったと証言したことを取り上げ、「業界から現金を受け取るなど断じて許されない。官業癒着を断ち切るべきで」とただしました。

山崎市長は「綱紀粛正を指導している。いっそうの徹底をはかっていく」と答えました。

また中山議員は、同公判で西田藤二被告が志岐被告の社長就任時、山崎市長の「親しい人」が用意した300万円を助役辞任のおわびの意味で渡したと証言、受け取った志岐被告も同様の証言をしている問題で、山崎市長を追及しました。

山崎市長は「(300万円渡したという)事実はない」と否定しました。

さらに中山議員は、11月21日に市長の後援会「希望ふくおか」発足パーティが開かれ、会長には九電工会長、さらにJR九州、九電、福銀などの社長や頭取、福岡地所会長が役員に名を連ね、1枚2万円のチケットが1億円売れたとの情報について、「市長自身が財界に依拠した政治資金パーティーをやめ、政・官・業の癒着を断ち切る行政に転換すべきだ」と求めました。

山崎市長は「パーティーは支援団体が政治資金規正法にもとづいき開いたもので問題ない」と答えた。


>>>「2005年12月議会」トップへ戻る

>>>「議会報告」一覧ページへ戻る

政策と活動
議員の紹介
トピックス
議会報告
市議会ニュース
リンク
お問い合せ

↑上へ