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議会報告

公共工事不正再発防止調査特別委員会

ケヤキ・庭石事件の「証拠隠ぺい」疑惑深まった参考人質疑
調査特別委員会で比江嶋俊和議員

2004年12月27日 比江嶋俊和議員

福岡市議会の公共工事不正再発防止調査特別委員会で参考人らに質問する比江嶋俊和議員=12月27日

福岡市議会の公共工事不正再発防止調査特別委員会が二十七日開かれ、「ケヤキ・庭石事件」の証拠隠ぺいに関わった六人の参考人質疑が行われました。日本共産党は比江嶋俊和議員が質問しました。

「証拠隠ぺい工作」は、ケヤキ・庭石疑惑が01年10月に初めて市議会で取り上げられたあと、博多港開発株式会社の志岐眞一社長(当時、現在公判中)が議会対策のための「ケヤキルーム」を設置。小塩眞常務(当時)をチーフに、ケヤキの評価額調査の改ざんや庭石の鑑定をしていないとの議会での虚偽報告、文書破棄などを行ったものです。市と博多港開発は関係者を処分しました。

比江嶋議員は、小塩元常務ら参考人に対し、証拠隠ぺいを指示したのは誰かと追及。元常務は「(調査改ざんは)志岐社長と相談した」「(虚偽報告は)社長から言われた」と述べ、文書破棄については「指示されていないし、指示してもいない。警察の取り調べで初めて知った」などと答弁しました。

「志岐被告をかばうための組織的な犯罪行為だ」と指摘。疑惑が残ったとして、同特別委員会を調査権限のある百条委員会にして証人喚問などを行うよう求めました。

また比江嶋議員は、「市長が任命した幹部による不正が後を絶たない」と追及し、市長に謝罪を求めました。市長は「市民と議会にお詫びする」と答弁しました。さらに、山崎市長と志岐・西田藤二両被告との関係に疑問を投げかけました。


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