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2003年度決算特別委員会
老人医療費助成 廃止するな
2004年10月8日 比江嶋俊和議員
福岡市議会の決算特別委員会総会で8日、日本共産党の比江嶋俊和議員が老人医療費助成制度見直し問題、PFIタラソ福岡破たん問題、家庭ごみ有料化について質問しました。
老人医療費助成制度については、市が先月発表した「保健福祉総合計画」見直しの対象となっています。比江嶋議員がその内容をただしたのに対し、保健福祉局長は「廃止の方向で見直す」と答弁しました。
市の老人医療費助成制度が廃止されれば、67歳から69歳の病院窓口負担が3割へと大幅に引き上げられることになります。影響は約14000人におよびます。
比江嶋議員は、山崎市政が敬老無料パスの縮小や生活保護世帯の福祉見舞金の廃止を強行し、さらに敬老金の削減もたくらんでいることを追及。「人工島には700億円もの税金を投入する一方、老人医療費助成の13億円は出し渋る。税金の使い方が逆立ちしている」と批判し、「お年寄りの命と健康を守るために、老人医療費助成制度の存続は欠かせない。廃止はやめよ」と迫りました。