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議会報告

2004年予算議会

留守家庭子ども会 増改築し、必要な児童が入れるように

2004年3月10日 比江嶋俊和議員

質問する比江嶋議員=3月10日

日本共産党の比江嶋俊和議員は10日の補足質疑で、留守家庭子ども会事業などについて質問しました。

留守家庭子ども会では入所制限や、80人以上の詰め込みが40ヵ所、施設の老朽化の問題も起きています。父母や指導員らから施設の増改築の切実な要求があがっていますが、市の新年度予算案ではプレハブ改築2カ所など、極めて不十分です。その一方で、市は新年度から「留守家庭子どもクラブ」として幼稚園に放課後児童を預ける事業を委託しようとしており、父母らから不安の声があがっています。

福岡市の留守家庭子ども会は、児童の安全や学校との連携をはかるため、小学校敷地内に設置されています。「留守家庭子どもクラブは、慣れ親しんだ安全な学校から子どもどうしを隔離させ、通学区を越えて通わせることで子どもを危険にさらすのではないか」との比江嶋議員の質問に対し、保健福祉局長は「送迎は保護者、幼稚園、学校の連携で安全性を確保したい」と強弁。教育長は「日頃から児童には通学路を通り、寄り道しないことを指導している」と答弁しました。

比江嶋議員は、「留守家庭子どもクラブ」事業が正規の留守家庭子ども会事業を切り捨てていこうとするものだと追及し、その計画を白紙に戻すことを要求。「留守家庭子ども会に必要な増改築や指導員増員、時間延長などを保障していくべきだ」と市に迫りました。答弁に立った山崎市長は「今後の検討課題」と述べるにとどまりました。

また国民健康保険行政について、新年度の介護分2.25%値上げを撤回し、賦課割合の変更による低所得者の負担増をやめるよう要求。1万4千世帯から保険証を取り上げる資格証明書発行をやめるよう追及しました。


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