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2004年12月議会
小規模作業所の補助金削減やめよ
しんぶん赤旗2004年12月28日 倉元達朗議員の一般質問
福岡市の12月議会で、日本共産党の倉元達朗議員は、心身障害者無認可作業所への補助金カットをやめるよう求めました。
倉元議員は、市の授産施設が少ないなか、小規模作業所が「障害をもっていても自立したい、仕事をしたい」という障害者の切実な願いにこたえようと親たちや関係者の努力でつくられてきたことを指摘。現在、作業所の運営費への市からの補助金の割合は8割にのぼり、補助金は作業所の命綱であるとし、「職員を減らさなければならない。死活問題だ」という声もあがっていることを紹介しました。
山崎広太郎市長らは補助金カットの影響について慎重に検討すると答えました。
倉元議員は人工島の直轄化に400億円も使う一方、小規模作業所の3千万円の補助金をカットしようとしている市の姿勢を批判し、補助内容を充実するよう求めました。