2003年9月議会
地下鉄・西鉄宮地岳線の相互乗り入れ 早期実現を
2003年9月23日 倉元達朗議員
日本共産党の倉元達朗議員は12日の福岡市議会で、地下鉄と西鉄宮地岳線の相互乗り入れ事業について質問しました。
同事業は、市営地下鉄2号線と西鉄宮地岳線の貝塚駅乗り換えを解消して、都心部と東部地域との交通の利便性を向上しようというもの。三苫駅まで地下鉄を直通運転してほしいとの東区住民の請願も議会で採択されており、早期の実現が待たれています。
一方、市は、この地下鉄直通運転と一体で、人工島への鉄道導入(アイランド線として分岐)を計画していますが、採算性に大きな問題があると指摘されています。
倉元議員は「人工島の破たん救済に税金をつぎ込む鉄道導入はやめるべきだ。これとは切り離して、地下鉄・西鉄相互直通運転を早急に実現すべきだ」と迫りました。
市側は、直通運転とアイランド線との一体的整備に固執する姿勢を示しました。