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議会報告

2003年9月議会

他市からのごみ受け入れ やめよ

2003年9月20日 原田祥一議員

原田議員

福岡市議会で日本共産党の原田祥一議員は11日、ごみ受け入れ問題について議案質疑に立ちました。

市長は9月議会に議案「福岡市と大野城太宰府環境施設組合とのごみ焼却処理の委託に関する協議について」を提案しています。これは大野城市と太宰府市から一般ごみを日量130トン受け入れ処理することを前提に、委託費などの取り決めを協議するためのもの。

市は、大野城・太宰府両市から受け入れるごみの一部を臨海清掃工場(東区箱崎ふ頭)で処理するとしていますが、突然の通告を受けた東箱崎校区自治連合会ら地元住民は強く反対しています。原田議員は、臨海工場の建設の経過も示して「地元の合意なしで一方的なごみ持ち込みはやめるべきだ」と迫りました。市側はあくまでも強行する姿勢を示しました。

また原田議員は、今回の受け入れ協議とは別に、福岡市も入った福岡都市圏南部の市町が広域ごみ処理について協議をすすめていることを暴露。「市は都市膨張政策でごみを増やし、過大なごみ処理施設を次々つくって、ごみが足りないからと他市から持ち込む。ハコモノづくりと同じだ」と批判しました。

ごみ処理は市町村の区域内処理が原則だと強調しつつ、施設づくりのごみ行政を改め、紙やプラスチックなど本格的なリサイクル体制をすすめ、事業所系ごみ減量も徹底することを要求しました。

答弁に立った山崎広太郎市長は「ごみ施設の大型化は避けられない」などとして、ごみ処理の広域化をすすめる態度を示しました。


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