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議会報告

2002年度決算特別委員会

こども病院・市民病院の人工島移転やめよ

2003年10月10日 比江嶋俊和議員

比江嶋議員

福岡市議会決算特別委員会で7日、日本共産党の比江嶋俊和議員が介護保険料減免の拡充と市立病院統廃合問題について質疑を行いました。

福岡市は、西日本唯一のこども病院と市民病院を、「赤字」などを理由に統廃合し、400床規模の高度専門病院として、人工島に移転整備する計画を決定しています。「こども病院を残してほしい」「なぜ人工島に移転するのか」など、市民からは多くの不安と疑問の声があがっています。

比江嶋議員は、この新病院計画が、人工島の売れない土地を、市民の税金で購入する「破たん救済」であることを指摘、白紙撤回を要求しました。

この計画づくりの過程には、港湾局の「ふくおか健康未来都市構想」検討委員会の構想にそって、保健福祉局の病院事業運営審議会の答申(統合一体的整備)が出された疑いが強く、両会の責任者が同一人物であることからも、「人工島先にありきのレールが敷かれていた」といえるものです。

比江嶋議員は、この新病院建設費用が436億円もの税金のムダ遣いになる試算額を明らかにし、白紙撤回を迫りました。

山崎広太郎市長は、「総合的な適正配置から人工島に決めた。来年度、基本計画を策定してから、市民の意見を聞きたい」と、破たん救済に対する明言を避けました。


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