トップ > 議会報告 > 2003年6月議会 > 葬祭場建て替え工事の発注めぐり 山崎市長が文書で指示

議会報告

2003年6月議会

葬祭場建て替え工事の発注めぐり
山崎市長が文書で指示
まさに「天の声」だ 倉元議員が追及

しんぶん赤旗2003年6月30日

倉元

福岡市の外郭団体「福岡市くらしの環境財団」(市が100%出資)による葬祭場建て替え工事で随意契約するよう市長が文書で指示していた問題を、日本共産党の倉元達朗市議が6月30日の市議会一般質問でとりあげ、契約の破棄と徹底調査、葬祭場再整備と入札のあり方の見直しを要求しました。

葬祭場建て替えをめぐっては、談合情報が飛びかうなか応募した5つの共同企業体(JV)のうち4つが要件を満たしていなかったり辞退したりして次々にはずれ、入札参加が淺沼組JVだけとなったことを受け、市長が財団に対し「随意契約することで実施されたい」と6月17日付文書で指示。財団は随意契約に切り替え20日に約53億円で淺沼組JVと契約しました。

倉元議員はこの文書を暴露し、「この指示で決まった。まさに『天の声』だ」と市長の責任を厳しく追及しました。

「予定価格より安い。不正はない」と強弁する市側に対し、倉元議員は契約額が一坪153万円(火葬炉を除く)と高額であることを指摘し、「予定価格そのものが異常に高い」と、試算パネルを示し指摘しました。

また、山崎市長陣営の選挙カー公費不正受給問題で、倉元議員は「政治家としての資質が問われる」と厳しく追及。「承知していない」などと不誠実な市長の態度に、傍聴者から「疑惑が深まった」と声があがりました。


>>>「2003年6月議会」トップへ戻る

>>>「議会報告」一覧ページへ戻る

政策と活動
議員の紹介
トピックス
議会報告
市議会ニュース
リンク
お問い合せ

↑上へ