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議会報告

2002年6月議会

経営優先の病院統合やめよ

しんぶん赤旗2002年6月17日 綿貫英彦議員

日本共産党の綿貫英彦福岡市議は6月13日の市議会で、福岡市立の福岡市民病院と、こども病院・感染症センターの統合問題についてとりあげ、統合の動きは、経営効率化を第一とする「行革」にほかならないと厳しく批判。市民の健康と命を守るため、統合をやめよと要求しました。

綿貫議員は、両病院がそれぞれ、肝臓・腎臓の疾患、子どもの特性に対応する小児専門の医療を特徴とし、地域医療を担ってきたと指摘。「不採算部門でも市民に必要な医療を担う自治体病院の役割は重要だ」「市立病院への一般会計からの繰り入れは人口比で政令市中最低であり、統合の理由にならない」と強調しました。

綿貫議員は、「統合移設先は人工島」との報道を示し、人工島の破たん救済ではないかと追及。山崎市長は、市民ニーズの変化を理由に「審議会の意見を聞き検討していく」と述べ、人工島への移設については否定しませんでした。

市立病院の統合は、福岡市の病院事業運営審議会の専門部会報告が経営効率化などを理由に打ち出したもの。山崎広太郎市長が4月、市立病院のあり方について諮問(答申は9月予定)。審議会は市民意見を募集中です(7月12日まで)。



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