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政策と活動

2023年6月8日

統一協会の関連団体である「世界平和女性連合」(WFWP)への
福岡市健康づくりサポートセンター・あいれふ利用許可の
取り消しを求める要請

福岡市長 髙島宗一郎殿

日本共産党福岡市議団
団長  中山郁美
幹事長 倉元達朗
市議  堀内徹夫
市議  綿貫康代

統一協会(世界平和統一家庭連合)の関連団体である「世界平和女性連合」(WFWP)が6月24日、福岡市健康づくりサポートセンター・あいれふ講堂において、女子留学生を対象にした日本語弁論大会を計画していることが明らかになりました。

「世界平和女性連合」は、統一協会の開祖・文鮮明と妻の韓鶴子総裁が1992年に創設した国連NGOを名乗る団体です。国際ボランティアや青少年育成、留学生支援などを表向きの活動にしていますが、本部の規約には「(創設者が提唱する)神主義、頭翼思想を基本理念として運動を展開する」と明記しています。

統一協会については、「霊感商法」や多額の献金の強要、集団結婚などで多数の被害者を出してきた反社会的なカルト集団であり、その関連団体によるイベントは、統一協会の信者が正体を隠しておこなう勧誘と一体の活動であることは明白です。

そもそも市は昨年7月に、同じく統一協会の関連団体である「九大CARP」について、宗教団体であるという理由で、過去に表彰した環境行動賞奨励賞を取り消しています。さらには、昨年9月に、「世界平和女性連合」の福岡市NPO・ボランティア交流センター・あすみんの利用許可の可否について、「旧統一教会や関連団体についてさまざまな報道が行われている中、対象団体へあすみんの利用許可を行った場合、旧統一教会の関連団体が市の施設を利用することへの市民の不満、市の施設で勧誘が行われるのではないかという市民の不安が懸念され」るという理由で、福岡市市民公益活動推進審議会に諮問をし、現在審議されている途中であり、結論が出ていません。

このような流れの中で、今回、「世界平和女性連合」に対し、市施設の利用許可を出すことに全く道理はありません。また、統一協会の関連団体に市施設の使用を許可することは、団体の活動に市がお墨付きを与え、統一協会による被害者を更に増やすことにつながりかねません。

よって、市として福岡市健康づくりサポートセンター指定管理者に対し、6月24日に予定されている「世界平和女性連合」のイベントについて、市施設を使用させないよう、その利用許可の取り消しを求めることを要請します。


以上


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