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日本共産党福岡市議団の政策と活動

2018年度政務活動費の使途内容の概要と特徴について

2019年6月26日 日本共産党福岡市議団

(1)政務活動費は「議員の調査研究その他の活動に資するため必要な経費の一部として」(地方自治法第100条)交付されるもので、行政に対するチェック機能を強化し、政策提案の能力を高めるため、議員の調査研究・広報広聴活動を保障するものであるとともに、財源が市民の税金であることからその使途については厳格化と透明性確保が求められています。

日本共産党市議団の2018年度(2018年4月~2019年3月)政務活動費の交付額は2,940万円(月額35万円×7人×12ヵ月)で、全額(預金利息29円を含む)を使用し旺盛に政務活動に取り組みました。支出の項目ごとの金額と構成比は下記の通りです。


資料作成費1,201,763円4.1%
資料購入費1,000,823円3.4%
研究研修費543,710円1.8%
広報費14,562,296円49.5%
広聴・住民相談費1,283,080円4.4%
要請・陳情活動費0円0%
会議費0円0%
補助員等雇用費6,679,365円22.7%
調査旅費329,001円1.1%
事務所費2,283,500円7.8%
諸事務費1,516,491円5.2%
合 計29,400,029円-

(2)政務活動費の使途内容の特徴は次の通りです。

最も多く支出した「広報費」はわが党市議団が議会ごとに発行する「市議会ニュース」など広報物(ビラ42種、冊子6種)の印刷・製本代や配布経費、議員ホームページ更新などの費用です。「広聴・住民相談費」は市政懇談・相談会の開催、市民アンケートハガキ・封書の郵送料などの経費です。高齢者乗車券の拡充など社会保障の充実、ブラック企業や貧困対策の強化、障害者・LGBT・ヘイトスピーチなど差別解消対策、ロープウエー計画や箱崎ふ頭埋立、ウォーターフロント再整備・「天神ビッグバン」の問題点、保育・教育行政の改善・充実など、わが党市議団が市議会で行った質問や提案、それに対する答弁の内容を市民に広く知らせるとともに、市民から市政・市議会に対する要望、意見をお聞きすることは市議の政務調査活動の中心をなすものです。わが党市議団は広報・広聴活動にとくに力を入れており、政務活動費全体の半分をこの費用にあてました。

「補助員等雇用費」は、市議の調査研究活動・広報広聴活動を補助する業務に従事する専任の事務局員(政務調査補助員、議員控室に常勤)を2名雇用したことに伴う人件費(給与、社会保険料等)です。ただし、「政務活動以外の業務にもあわせて従事させる場合は、従事時間などの合理的な基準で経費を按分する必要があります」(政務活動費の手引き)との規定に従い、実態に応じて按分して計上しました。

「資料購入費」や「諸事務費」は、市議の調査研究・広報広聴活動に必要不可欠な書籍、資料、新聞、文具、備品などの購入費及びリース料や通信費などです。「研究研修費」は、独自に開催した市政調査のための研修会の実施経費(1泊2日の会議室代と宿泊料など)や教育、財政、生活保護問題などについての研修会に参加した経費です。「調査旅費」は、市政調査活動に係る市内交通費の他、再生可能エネルギーの調査に係る春日市、九州北部豪雨水害の調査に係る朝倉市、三瀬トンネル有料道路の調査に係る佐賀市への出張経費、また公営住宅、人工島岸壁、生活保護、後期高齢者医療制度、民泊、JR貨物騒音、源蔵池等に関する関係省庁聞き取り調査(東京/9月・11月)を行った市議に同行した事務局員の出張経費です。「事務所費」は各市議の地元事務所の半分を政務活動事務所として使用したため、家賃の2分の1を支出したものです(但し賃貸物件のみ)。「要請・陳情活動費」と「会議費」については支出していません。


(3)日本共産党市議団は条例及び規程、使途基準、「手引き」に従って政務活動費を支出し、領収書等証拠書類や帳簿を適正に作成、提出し、保管するとともに、領収書についてはインターネット公開するよう提案しています。引き続き、適正かつ有効な使用に努めていきます。


以上



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