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日本共産党福岡市議団の政策と活動

2003年9月2日

福岡市長 山崎 広太郎 殿

日本共産党福岡市議団
団 長 宮本 秀国
幹事長 原田 祥一
星野美恵子
比江嶋俊和
倉元 達朗
中山 郁美

米ミサイル巡洋艦カウペンスの博多港入港に抗議する

8月30日、国連決議を無視した無法なイラク戦争に参加した米ミサイル巡洋艦カウペンス(米海軍横須賀基地所属)が博多港須崎埠頭に入港した。

米軍によると、カウペンスは空母キティホークなどとともにイラク戦争に参加し、3月20日ペルシャ湾からバクダッドに向け最初の先制攻撃のミサイルを発射、ミサイル巡洋艦JSマッケインとあわせて70発を発射した。文字通り何の罪もない多くのイラクの市民や子どもたちを殺傷した軍艦である。しかも核兵器の積載も可能である。このような危険な米艦を「友好親善」などとして山崎市長が入港を許可したことは、事態の平和的解決を求める市民の願いに逆らい、同艦への報復攻撃を含む重大な危険に福岡の街と市民をさらすものである。また、民間商業港として発展する博多港の障害にもなるものである。

米英による不当なイラク戦争後、世界は国連憲章違反を許さず、平和のルールを守れという世論がかつてなく高まっているが、ブッシュ政権は「大義」のない軍事占領を続け、日本政府はアメリカいいなりで憲法を蹂躙し武力行使に踏み込もうとしている。こうしたなか山崎市長が危険極まりない米艦の博多港入港を次々受け入れたのは、政府にひたすら追随し、135万市民の安全と平和を守るべき重大な責任を放棄するものと言わざるをえない。

したがって、わが党は、米ミサイル巡洋艦カウペンスの博多港入港を許可した山崎市長に対し、厳重に抗議するとともに、市民の安全と平和を脅かし世界の平和の流れに逆行する博多港の軍事利用に反対するものである。


以上


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